剣道の防具が上手く袋に入らないと、しまい方に困る方も多いようです。
きれいにしまうことで、使う時に取り出しやすいだけでなく、防具を傷めることなくきれいに使うことができます。
では、どのようにして防具をしまえばいいのでしょうか。防具袋への入れ方は?
しまい方に困らないと言う理由から、容量が大きい防具袋を選ぶことも多いですが、メリットだけでなくデメリットもありますのでご注意を。
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剣道防具の基本のしまい方とコツ
剣道の防具にはしっかりとしたしまい方の決まりはありません。
しかし、しっかり畳んで入れる事でコンパクトに仕舞う事が出来すから、大き目のバックを用意しなくても防具をしまう事ができます。
剣道の防具は大きくてそれ以上畳むことが出来ないものもあります。綺麗にしまうことで畳めない防具の型崩れも防ぐ事ができます。
- しまい方は、まず底に道着と袴、帯を畳んで入れてから胴を立てて入れますこの時、垂れも胴の中に入れて収納すると収まりがよくなります。
- 更に、空いている胴の中に面を入れると面のスペースも新たに取る必要がなくしっかりとしまう事ができます。
- 面をしまう時は、首部分を上向きにして入れるとしっかり入れる事が出来ます。
- もし、胴の中に垂れを入れると面が収まらない場合は、垂れは胴の周りに巻いて一緒にしまうようにして下さい。
- 小手や、面の両脇は入るようなら面の中に入れると更にスッキリとしまえます。もし全部面の中に入りきらなければ、面の上に置くとよいです。
剣道の防具の最も簡単なしまい方もご紹介
防具は形をしっかり把握していればどのように入れれば綺麗にしまう事ができるか大体わかってきます。
しまい方をチェックする人なんていないですから、基本的には全部しまえて型さえ崩れなければ良いのです。
こうする事によって大体の防具入れに入れる事ができますので簡単です。
慣れてきたらしっかりと入れられるように紐を防具に巻き付けたりしてしまうようにすれば取り出して使う時も簡単なのです。
帰宅してすぐに洗いたい場合は上に入れた方が良いですし、防具を衝撃からしっかりと守るためには道着をバッグの底に入れた方が良いでしょう。
どちらでも決まりはありませんから、自分がしまいやすいように工夫してみてください。
しまい方に困らない容量が大きい防具入れを選ぶべき?大きい防具入れのメリットとデメリット
防具入れには様々なものがあり、遠征に行くために必要な大きさや、大会に必要な大きさ、練習だと必要最低限のものが入れば良いので少し小さめでも良いなど、購入時に迷う場合もあります。
キャスター付きの防具入れもあり、防具を持ち運ぶのに遠くまで持ち歩かなくてはならない場合などは重宝します。
しかし、キャスター付きは階段などでは持ち運びが大変な他、バッグ自体も重い事から運搬が大変な状態以外ではあまりお勧めできません。
また、防具入れが大きいから入れやすいという事でもなく、大きいので防具入れの中で防具が動いてしまい安定しなかったり、防具入れ自体が大きくて邪魔になってしまったりもします。
キャスター付きに他に、肩掛けの防具入れや、手提げ型、袋型など様々です。
剣道防具の正しい保管方法、悪臭を防ぐためには
剣道の防具は洗う事が難しく、使用した後はしっかりとケアしないと入れ物の中で悪臭を放ちます。
汗がたっぷりと染み込んだ防具は、乾燥させなくてはなりません。
しかし、直射日光は避けるようにしてください。直射日光に長時間当てると防具が色あせてしまいます。
風が通る場所でしっかりと乾燥させて雑菌が繁殖するのを防ぐようにして下さい。
また、道着は毎回きちんと洗濯して綺麗にするようにします。道着は厚手で乾きずらいので半分くらい乾燥機で乾燥させてから乾かすのが良いでしょう。
面と垂れと小手は濡らした後固く絞った布で拭くようにします。
胴は乾燥した布で拭くようにしてください。汚れが気になる部分は歯ブラシなどを使用して行うと汚れを落とす事ができます。
剣道の防具を日陰干しする時の注意点
防具の乾燥には陰干しが絶対条件です。
直射日光に当てると色あせと、防具の劣化に繋がります。
臭いが気になってしまうあまり、洗う事に必死になってしまうかもしれませんが、防具は洗う事が出来ず、汗を拭き取る事と、乾かして悪臭にさせないようにする事、消臭スプレーをかける事しかできません。
臭いは汗や皮膚の細菌から起こります。それらが空気に触れる事で臭いが発生してしまうのであれば、空気に触れる前に拭き取れるものは拭き取ってしまうようにすれば防ぐ事ができるのです。