テニスを軽く趣味で始めようと思っていても、だんだん面白くなり、もっと上達したいと思う場合もあります。
そういった時に、上達する方法にはどういったものがあるのでしょうか。
ここでは、テニスが上達するポイントやコツなどについてご紹介しますので、今よりももっと上手になりたいという人などは是非参考にしてみてください。
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テニスを上達させる方法を知るには、自分のレベルを自覚しよう
テニスを始めたばかりの方が、今よりもっと上達したいと思ったとき、現在のテニスのレベルを知ることで、どのような練習をしたら良いのか、その方法がわかります。
各レベルは以下です。どこにあてはまるのかをチェックしてみてください。
レベル1 | 初級者 上級者と20回続けられる |
レベル2 | 初・中級者 同じレベルの人と30回続けられる |
レベル3 | 中級者 同じレベルの人と50回続けられる |
それ以降のレベルは上級者以上になります。テニスを始めたばかりの方は、レベル1~3に該当するでしょう。
レベル1
ラケットにボールがまともに当たらない、ラケットの握り方、インパクトの位置、スタンス幅などスイングが安定していない状態です。
練習方法としては、ラケットの真ん中にボールを当てる感覚を養いましょう。
また、相手の打ったボールの高さ、深さになれるようにします。
レベル2
ボールがラケットに当たるようにはなってきているが、ボールがすっぽ抜けたりし、スイングが安定してきてはいるけれど、まだ不安定な状態です。
練習方法としては相手の打ったボールの高さ、深さに対応できる構えをし、スイングを合わせられるようにします。
レベル3
ボールの当たりが安定してきていて、思うようにスイングができる様になってきた状態です。
練習方法としては、ある程度相手の打ったボールの高さ、深さに合わせてスイングすることができる様になっている状態なので、狙ったところに正確に打てるかどうかを養い、体のバランスを取ってインパクトがしっかりできる状態を作りましょう。
テニスが上達するには、必要な知識と練習方法を知ろう
テニスの知識を知り、練習方法を実践することで、上達するためのコツがわかります。
知識を理解すると、練習方法も効率よくできる様になります。
知っておきたいテニスの知識
テニスのコートは縦が24メートル、横が11メートル、ネットの高さは1メートルと決められています。
テニスはボールを打ち、ネットを越えて相手のコートに飛ばすスポーツです。ボールがネットを越えなければ、ラリーを続けることも、点数を取る可能性もありません。
ネットを越えるには、ボールを放物線を描くように打つように打ちます。直線的過ぎても、ボールはネットを越えません。
そのためには、ボールに適度な回転をかけて打つ必要があります。
そしてスイングのスピードを考えながら打っていきましょう。
ラケットの性能によっても回転のかかり方が変わってきたりします。
自分に合ったラケットを選ぶことも大切です。
テニスを上達させるために、意識したい練習方法
テニスの上達にはまず、練習です。
ただし、練習量が多くても、間違った方法での練習を続けていてはいつまでも上達はしません。
練習する時に意識するポイントを知って、練習をしてみるとよいでしょう。
ストロークのラリーを続けると上達する
練習の始まりにほとんどの方が始めるのがストロークのラリーです。
その、ラリーを続けるのに意識したいポイントは、スローテンポでゆっくりと打つことです。
このポイントの良い所は、速いボールが打ちたいと意識して焦って相手のコートにボールを返そうとすると、正確な基本の打ち方があまりできない初心者の方はミスをしてしまいます。
余裕を持ってゆっくりとしたスイングでストロークを打つことで、正しいフォームになり、上達に繋がります。
下半身の意識
綺麗なフォームや、上級者のフォームに憧れ練習の際に真似をする方もいるかもしれませんが、フォームを意識するのも大切なことですが、フォームはその人それぞれのフィジカルな部分と密接に関ってくることもあるので、初心者の方にはおすすめできません。
練習の際に意識するのは下半身です。
下半身をどう意識するのかというと、腰を落とし、重心を低くして、下半身を安定させるようにすることです。
最初のうちは足が疲れるかと思いますが、下半身を低くする意識をすると重みのある安定したボールを打つことができます。
まずはネットを越える
ボールを打ち、相手側コートにいかないことには、試合ならば、点数を取れる可能性はゼロになりますが、とりあえずネットを越えれば、たとえそのボールがアウトになりそうだとしても可能性はゼロにはなりません。
ですので、ネットにひっかかってミスするよりも、アウトするくらいの感覚のミスの方が上達することができます。
サーブの安定
ストロークのラリーをする時にも必要になるボールの回転ですが、サーブを打つときは回転を意識しながら調節していくことでサーブの飛距離などを変えることができます。
その際には必ずラケット振り切るイメージでサーブすることが重要です。
テニスが上達する、家でも出来る練習方法
雨の日でテニスコートが使えない時や、仕事の後、時間の空いた時に家で練習することで、上達は早くなります。
家で出来る練習メニューはストロークやボレー、サーブです。
ストローク(ラケットを使います、ボールは使いません)
- ボールを打つ直前のポーズ(横向き)になります。
- 後ろ足を蹴って下半身を回します。
- 体が正面を向いたら回転を止めます。
- フォロースルーでラケットを背中に付けるくらいまで回します。
コツは、下半身主導で体を回転させる意識をもつことです。
ラケットがぶつからないように広い部屋で練習しましょう。
ボレー(ラケットを使います)
テニスボールは使わずに、スポンジボールなどの壁を傷つけないボールを用意します。
壁に向かってボールを打ち、ボールを落とさない様にボレーを続けます。ラケットの面、向き、強さなどを意識してやりしょう。
(ボレーとは、相手に打ったボールをワンバウンドさせないで打ち返すことです)
サーブ(ラケットは使わなくても大丈夫です)
サーブのトスを安定させるための練習方法です。手首でボールを上げるのではなく、肩を支点とし、腕の形をキープしながら、腰の高さに腕を下げ、次に肩の高さまで腕を振り上げてボールを放します。
ボールを放したら、ボールを追っかけるイメージでラケットを持つほうの腕を振ります。
鏡を見ながら、もしくは録画をしながらご自分のフォームをチェックしてみましょう。
テニスの練習時間が少なくても上達出来る方法
仕事の関係で週末しかテニスの練習ができないなど、上達したくても、なかなか練習時間が作れない方も多いかと思います。
もしも、週一回程度の練習しかできないとしても、上達できる方法はあります。それは、思い切ってテニススクールに通うことです。
しかし、指導者にレッスンをしてもらうことによって、自分にとっての課題や練習方法が見えてきます。
レッスンに通う際にぜひ実践していただきたいのが、練習後に当日の練習内容に対する自分の評価を良い点も悪い点も含めて具体的に書いておきます。
そのメモを次回のレッスンの課題にし、指導者に質問したり、指導者、他の生徒のフォームを見たりします。
家での練習した成果をレッスンのときに上達したのか試してみるのも大切
テニス関連の書籍、動画サイトを見てイメージを作ってスクールに通うのも1つの方法です。
どうしてもレッスンに通えない方は、思い切ってテニスの大会に出てみるのも良いでしょう。
町内会主催や、近所で行われている大会など、実践の試合を経験してみることで、ご自分に必要な課題が見つかります。