ジョギングの疲労回復に役立つ3つの知識と疲れを溜めない走り方

体を動かす機会が少ない方と感じる方は、定期的にジムに通ったり、ジョギングやランニングなど運動を日々の生活に取り入れ、運動不足を解消していらっしゃいます。

適度に運動することによって、体が軽く感じたり、生活のリズムが整うことも少くはありません。しかし逆に運動によって疲労が取れずに困ってしまう場合もあります。

そんな悩みを抱えている方へ、ここではジョギングの疲労回復について、また疲れを溜めない走り方についてご紹介をいたします。

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ジョギングの疲労回復に必要な水分と食事について

ジョギングは、特別な道具を必要とせず、気軽に始められる運動です。

「最近ちょっと運動不足だな」と感じた時などにすぐに始められるので、運動不足解消やダイエットのためにジョギングを始めた人も多いのではないでしょうか。

ただ、運動を長年やっていないのに気合いだけでジョギングをいきなり始めてしまうと、足腰に負担がかかり、疲労感が残ってしまいます。

ジョギングは全身運動で、体重を地面に付いた足で支えるため、筋肉がほとんどない状態でジョギングをすることで、膝や太ももが痛くなってしまうこともあります。

特にジョギング初心者は、膝を怪我してしまうことも多いと言います。

ジョギングをした後の体のだるさや疲労感は、「筋肉痛」が主な原因です。

体を長時間動かすことによって、筋繊維が破壊され、体の筋肉がそれを修復しようとするため、それが筋肉痛というだるさや痛みになります。

この筋肉痛は、体の中で筋肉に確実に作用しているということなので、ダイエットや運動不足解消を目的としている人にとっては嬉しい痛みですが、それでも全身の痛さは日常生活にも影響するので、なんとかしたいものですよね。

疲労回復には運動後の水分補給とエネルギー補給

筋肉痛を少なくするためには、ジョギングした後の「疲労回復」が重要です。

疲労回復には、体に栄養を与えることもポイントです。運動によって失われた水分を補給したり、エネルギー源となる炭水化物(ご飯等)を適度に摂ることによって、ジョギング後の疲労感が少なくなります。

入浴がジョギングの疲労回復に役立つ

ジョギングは手軽に始められる運動ですが、全身を使うので、消費カロリーも高い運動です。

特に、ジョギングを始めたばかりの頃は翌日も体が重かったり、足腰が痛かったりと疲れが連日残ってしまう人も。でも、適切なケアを行うことによって、その痛みを少なくすることは可能です。私達の体の中は、常に血液が血管を通って巡っています。

ジョギング後は、疲労物質が血液に入るため、血流を良くして疲労物質を流し出すことが効果的です。

入浴で体全体を温めて血流改善

血流を良くするために効果的なのは全身をゆっくり温めることです。

湯船にゆっくり浸かって体全体を温めることによって、血の巡りが良くなります。

ぬるめのお湯にゆっくり入るのも効果的ですが、冷水と温水を交互に浴びたり、ストレッチを入浴前後に行うことも、血流が良くなり、疲労感が少なくなる方法です。

ジョギングの疲労を回復する質の良い睡眠

質の良い睡眠で疲労をしっかり回復させる

運動した後というのは、爽快感もありますが、それ以上にだるさが残ってしまうこともあります。特に、長い時間ジョギングするなど、ハードな運動をした後はなおさらです。

ジョギング後の疲れた体を回復させるためには、体を休めることが第一です。

その方法として、質の良い睡眠をとることは効果的です。

”質の高い”睡眠ということが重要で、ただ寝たいだけ寝るとか長く寝るというのでは疲れがしっかりとれませんので注意が必要です。

よく疲れた時に何も考えずにすぐ寝付くことを「泥のように寝る」と言いますが、このように適正な睡眠時間をいかに良い状態で寝るかというのが大切です。

ジョギングの疲労が取れないと感じたらメニューを工夫してみよう

トレーニングの中にアクセントを付ける

ジョギングを始めてから結構経つのに、いまだに疲労感が抜けないということで悩んでいるなら、ジョギングの中にアクセントを付けてみるのはおすすめです。

体は、同じ動きを続けていると、やがて順応して体が慣れていきます。

常に、ゆっくりペースのジョギングを続けているなら、途中数百メートルは早いペースで走ってみたり、平坦なコースばかりなら坂のコースも取り入れてみるなど、いつもと違う動きをすることで、ジョギング後にはいつもより体がスッキリします。

プロのアスリートでもこうしたインターバルをトレーニングに取り入れています。

ずっと同じペースで走るよりも、こうして緩急を付けたトレーニングを取り入れることで心肺機能もアップして、体が鍛えられるのです。

正しいジョギングの姿勢をおさらい

ジョギング後の疲労感は、間違ったジョギングの姿勢が原因ということもあります。

間違った姿勢で長く走っても、効果的に体が鍛えられないばかりか、体が早く疲れてしまうこともあるので、走る姿勢は大切です。

ジョギングは、ウォーキングと違い「走る」ので、一歩一歩進む時に消費されるカロリーも違います。

言わば、ジャンプして着地という動作を繰り返すためです。

直立の状態から体を前方向に倒した時、自然に片足が一歩前に出ますよね。

ジョギングでは、このようにやや前傾姿勢を取るのが理想的です。

足を無理やり持ち上げて走るのではなく、自然な動きで足を運ぶことが出来るからです。
腕の振り方もポイントです。

腕は前に出す動きよりも、肘を後ろに引く動きを意識して走ると、肩甲骨が広がり、動き自体がスムーズになります。

余計な力を抜き、自然な感じで走ることで、楽に長く、そして疲労を残さずに走ることが出来ます。